今回は、日本の株主還元率が高い銘柄への投資『NEXT FUNDS 野村株主還元70【2529】』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
NEXT FUNDS 野村株主還元70【2529】の概要
NEXT FUNDS 野村株主還元70【2529】
2019年から運用されているまだ新しいETFです。
投資内容は、日本の金融商品取引所に上場する普通株式のうち、金融・保険業(東証33業種分類の「銀行業」、「証券、商品先物取引業」、「保険業」、「その他金融業」を指します。)を除く銘柄の中から、配当、自社株買い等の株主還元を積極的に行なっている70銘柄を選定して投資をしています。
金融業以外で株主還元を頑張っている銘柄に投資をしているETFになります。
購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。
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※2024年8月のデータ参照。
野村株主還元70の基本情報
名称 | NEXT FUNDS 野村株主還元70 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
構成銘柄数 | 70銘柄 |
分配金利回り | 2.71% |
決算日 | 1,4,7,10月の各7日 |
経費率 | 0.28% |
構成銘柄数は名前通りに70銘柄に投資をしています。
経費率は0.28%と少し高くなっていますが、貸株サービスを利用して誤魔化しましょう。
配当利回りは2.71%と高配当と言うと物足りない利回りになっています。
野村株主還元70の構成銘柄上位10銘トップ
引用元:野村アセットマネジメント
株主還元に力を入れれるだけあって成熟企業が多いですね。
投資比率はほとんど均等に近い比率で投資をしています。
野村株主還元70の構成セクター比率
引用元:野村アセットマネジメント
構成セクターは金融業には投資をしていませんが、その他のセクターには分散投資をきちんとしているようです。
金融セクターがないと思うと上昇相場での値上がり率は落ちそうですが、代わりに下落相場では下落率がおさえれそうですね。
NEXT FUNDS 野村株主還元70【2529】の株価の推移
野村株主還元70と日経225 株価の比較チャート
コロナショック時は日経225よりも下落率は低いですが、その後の株価上昇率は低いですね。
株価の値動きは底堅く、日経平均と同じぐらいの評価益が期待でき、配当利回りは日経平均より高いので、日経平均に投資をするよりは2529に投資をした方が良さそうな運用成績を上げています。
野村株主還元70の分配金利回りと増配率の推移
野村株主還元70の分配金と増配率
分配金額の一覧表
運用期間が短いので、参考までに見て頂ければと思います。
2529は運用開始からずっと連続で増配しているETFになります。
直近利回りはあまり高くないですが、将来性はありますので、配当金投資を長期でしようと思う人にオススメのETFになります。
NEXT FUNDS 野村株主還元70【2529】のメリット・デメリット
メリット
下落相場に強い
金融セクターに投資をしていなく、資金力がある企業が多いので下落相場でも売られにくい銘柄に投資をしていますので、日経225などの指数よりは下落相場に強いです。
成長性に期待
株価は緩やかに上昇、運用年数は短いですが増配をしいるので成長性に期待できます。
デメリット
米国株に勝てない
これを言ったらお終いだと思いますが、日本株では米国株に勝てません。
上昇相場で伸び率がイマイチ
下落相場に強いですが、上昇相場での値上がりは日経225に負けます。
野村株主還元70の運用方法
野村株主還元70は運用年数が短いですが、株価上昇と増配率を考えると長期保有に向いているETFです。
しかし、直近利回りはちょっと低いのは難点です。
他の高配当ETFと組み合わせることをオススメします。
日本株への投資先として、株価下落に強く、成長性も期待できる2529への投資は検討してもいいかと思います。
まとめ
野村株主還元70【2529】についてまとめると
- 日本の株主還元率が高い銘柄で構成せれている。
- 配当利回りは2.8%前後。
- 運用年数は短いが右肩上がりで成長している。
- 下落相場に強い。
日本株にはいいETFがないと言われる中、まだ野村株主還元70は現段階の運用成績なら投資を検討してもいい部類だと思います。
2529は金融関連に投資をしていないETFですので、金融関連に多く投資をしているETFと組み合わせてみるのもいいかもしれません。
日本株のETFをお探しでしたら、野村株主還元70への投資を検討して見てください。
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