今回は、お手軽に不動産投資『iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】の概要
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】
投資内容は、日本の不動産投信市場全体の値動きを表す代表的な指数である東証REIT指数の採用銘柄を投資対象とします。
日本のREITに投資をしているETFですので、ある程度の高配当を期待できるETFになります。
購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。
※2022年4月のデータ参照。
iシェアーズ・コア Jリート ETFの基本情報
名称 | iシェアーズ・コア Jリート ETF |
運用会社 | ブラックロック |
構成銘柄数 | 61銘柄 |
分配金利回り | 3.33% |
決算日 | 2,5,8,11月の各9日 |
経費率 | 0.16% |
構成銘柄数は60銘柄前後に投資をしています。
経費率は0.16%と日本のETFでは安い部類のETFになります。
配当月も米国株のように年間4回あり、配当利回り3.33%と定期的な収入源になるETFでもあります。
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】の構成銘柄上位10銘トップ
引用元:ブラックロック
REITでも規模の大きいREITが上位銘柄になっています。
「総合型」、「商業型」など、REITへの投資をする場合は確認する必要がある項目も【1476】に投資をしていればすべてに投資をしてくれるので考えなくいいので、とても楽でいいと思います。
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】のセクター比率
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】の株価の推移
iシェアーズ・コア Jリート ETFと日経225 株価の比較チャート
- 青:iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】
- オレンジ:日経225
コロナショック時はジェットコースターのように大暴落しています。
その後もコロナショック前の株高まで株価は回復していませんし、プーチンショックの影響で株価がまた下落しています。
株価の値上げ益にはあまり期待しない方がいいですね。
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】の分配金利回りと増配率の推移
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】の分配金と増配率
年数 | 分配金額 | 増配率 |
---|---|---|
2016 | 39円 | 0% |
2017 | 61円 | +56.41% |
2018 | 58円 | -4.91% |
2019 | 66円 | +13.79% |
2020 | 72円 | +9.09% |
2021 | 67円 | -6.94% |
【1476】は2016年10月から運用開始しましたので、配当金をの受け取り回数が少ないので配当金額も少なくなっています。
受取配当金額は増配したり減配したりと推移はヨコヨコですが一応は増配してはいます。
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】のメリット・デメリット
メリット
ある程度の配当金を期待できる。
株価も増配もあまり期待出きませんが、年4回の配当月と利回り3%以上のETFですのである程度の配当金は期待しても問題ないと思います。
デメリット
成長性がイマイチ
株価上昇はあまり期待できず、増配も毎年は期待できないと…良い言い方をすれば安定していると言えますが、大きなリターンが欲しい人にはデメリットと言える内容になっています。
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】の運用方法
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】は昨今の運用成績はイマイチな点がありますが、日本株のETFなら優秀な部類のETFです。
円の収入源を確保したいと思っている人には【1476】への投資は検討余地ありだと思います。
まとめ
iシェアーズ・コア Jリート ETF【1476】についてまとめると
- J-REITに投資をしているETF。
- 配当利回りは3%前後。
- 運用成績は物足りない。
不動産投資、現物の不動産に投資をするのはなかなか難しいですよね。
しかし、【1476】を購入するだけで簡単に不動産投資ができると思うと魅力的なETFだと思います。
ETFで運用すると銘柄の管理が必要がないので楽ですので、不動産投&配当金投資に興味のある人は【1476】への投資を検討して見てください。
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