あなたは株式投資の長期運用の投資先を投資信託かETFのどちらで運用していこうかと悩んでいませんか?
ETFも日本語に訳すと「上場投資信託」と言い、投資信託の一種でよく似た金融商品ですので悩むのも仕方ないです。
今回は、きっと投資家の間でずっと議論されるであろう『投資信託とETF、どっちで資産運用するがいいか?』について解説します。
今後の投資の仕方に参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
投資信託とETの違いとあなたはにはどっちがオススメ?
投資信託とETFの違い
投資信託とETFの違いについて簡単にまとめると
株式市場に上場しているか?
- 投資信託:非上場
- ETF:上場
購入価格の決定のしかた
- 投資信託:1日1回算出される基準価額
- ETF:株と同じ変動する市場価格
購入の仕方
- 投資信託:ファンドなどの販売会社を通して基準価額をもとに購入価額を算出して購入。
- ETF:通常の株式と同じ売買で取引きする。
手数料の違い
基本的にはETFの方が信託報酬は安い。
投資信託の経費率、最安値は約0.1%に対して、ETFの経費率は0.03%(米国株)
購入できる金額
- 投資信託:100円から可能。
- ETF:最低でも数千円の資金が必要。
積立投資設定
- 投資信託:積立設定して運用可能。
- ETF:2021年4月ではSBI証券のみETFの積立設定可能。
NISAの利用
- つみたてNISA:投資信託のみ。
- 一般NISA:投資信託、ETF両方利用可能。
配当金について
・投資信託
基本的に配当金は無し。
毎月分配型で配当金を出しているように見えますが、あれはタコ足配当で合法詐欺商品ですので投資してはいけません。
・ETF
配当金あり。
ETFは仕組み上、投資信託のようにタコ足配当ありませんので、安心して配当金を受け取れます。
投資信託がオススメな人
- 投資経験があまりないこれから始めたいと思っている人。
- 少額から始めてみたい人。
- 投資にあまり時間をかけたくない人 など。
株式投資をお手軽にしたいと思っている人にオススメです。
ETFがオススメな人
- 自分で色んな投資をしたい人。
- 株と同じように売買をしたい人。
- 低コストで投資をしたい方 など。
色んな投資にチャレンジしたい人にオススメです。
オススメの運用方法
投資信託とETFのオススメの運用方法を紹介します。
私がオススメする運用方法は
- 高配当ETFに購入する。
- その後に受け取った配当金の再投資先として投資信託(インデックス投資)を購入する。
- 1,2の繰り返し。
以上です。
簡単でしょ(^_-)-☆
この運用方法のメリットは、もしも投資に回す資金が厳しくなって投資ができなくなったとしても、今まで購入してきたETFの配当金で投資信託への積立投資はずっと可能になります。
ご夫婦の方でしたら、一方が一般NISAでもう一方はつみたてNISAで運用することオススメします。
または、再投資先にイデコを利用して節税対策をしながら老後資金を貯めるのもいいと思います。
ある程度、投資額が大きくなれば、お金がお金を生んでくれるマネーマシンの誕生です。
やり方は簡単ですので(難しいのは資金確保)、今後のあなたの資産運用の方法の参考にして頂ければと思います。
まとめ
投資信託とETFどっちがいい?
あなたの運用方法次第です!!
投資に求める物は人それぞれですので、どちらが正解って言うのはありません。
ご自身にあった内容の方で資産運用を行って下さい。
投資信託もETFも長期運用で利用するなら、どちらも良い金融商品ですのでどちらに投資するか悩むなら、上記で紹介したオススメの投資方法を活用して頂ければと思います。
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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