今回は、インフレ対策にアセットロケーション(資産分散)をしたい人にオススメの『【GSG】iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト』について解説します。
今後の投資先の参考になりますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
【GSG】iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラストの概要
【GSG】iシェアーズ S&P GSCI コモディティ・インデックス・トラスト
投資内容は、分散された商品先物で構成されるS&P GSCIトータル・リターン・イン
デックスに対する全額担保付の投資実績に概ね連動することを目指して運用しています。
株式への投資ではなく、コモディティに投資をしています。
購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券などで購入可能です。
※2022年3月のデータ参照。
GSGの基本情報
名称 | iシェアーズ S&P GSCI コモディティ ・インデックス・トラスト |
運用会社 | ブラックロック |
構成銘柄数 | 21銘柄 |
分配金利回り | 無し |
決算日 | 無し |
経費率 | 0.75% |
信託報酬0.75%と維持費は少し高いです。
配当金は残念ながらありませんので、インカムゲイン狙いの投資には向いていません。
構成品目の比率
投資先は6割以上がエネルギー関連への投資になります。
その他は農業生産や貴金属などへの投資をしています。
GSGの株価の推移
GSGとS&P500 株価の比較チャート
- 青:GSG
- オレンジ:S&P500
基本的は株式に値上がり益は勝てませんが、2022年の年初来からインフレとロシアの暴走で原油高や小麦粉などの値上がりにより、物凄く価格が高騰しています。
株式と別の値動きをしているので、アセットロケーション(資産分散)先としては優秀のようです。
インフレ時の株価下落を心配するならGSGへの投資を検討するのもありだと思います。
メリット・デメリット
メリット
資産を分散でき、暴落対策になる。
株式と同じ値動きをするときもありますが、基本的にコモディティは株価暴落したら金と同じく買われる傾向がありますので、資産を分散して暴落対策にしたい人にはメリットだと思います。
デメリット
維持費が高い。
取り扱い商品が特殊とは言え、信託報酬0.75%高いなと思います。
株価上昇は株式の方が上。
キャピタルゲインは株価が上ですので、大きく資産を増やしたいと思っている人には不向きなETFです。
配当金がない
GSGは残念ながら配当金はでません。
もしも、GSGを保有しようと思うなら、貸株サービスがあるSBI証券をオススメします。
運用方法
運用方法は、ヘッジファンドの帝王が考えた『オール・シーズンズ戦略』での運用をオススメします。
長期で見るとリターンは株式100%に負ける可能性は高いですが、市場暴落に強く安心して長期投資をしやすいポートフォリオになっていますので参考に見て頂ければと思います。
まとめ
GSGは長期投資での運用もいいと思いますが、インフレが原因で株価下落しているときは短期投資として売却益を取りにいくのいいかも知れませんね。
現在、ポートフォリオのリスクヘッジをご検討中の人、GSGへの投資をご検討していかがですか?
1日1回 応援ポチッとして頂けると毎日更新する励みになります⇩⇩
にほんブログ村
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
オススメ書籍