今年は前半は絶好調だった米国高配当ETF(笑)
今回は、大人気米国高配当ETF、VYM、HDV、SPYD、VIGの2021年度9月までの運用実績の比較しました。
今後の投資先の参考にして頂ければ嬉しいです。
2021年度6月まで運用実績比較
VYM、HDV、SPYD、VIGの成績比較
基礎情報
シンボル | VYM | HDV | SPYD | VIG |
---|---|---|---|---|
主な投資対象 | 米国配当株 | 米国配当株 | S&P500高配当指数 | 米国連続増配株 |
経費率 | 0.06% | 0.08% | 0.07% | 0.06% |
配当金利回り | 2.87% | 3.58% | 5.18% | 1.66% |
解説記事
SPYD(SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF)
株価とトータルリターンの比較チャート
株価の比較
2021年度9月までの運用実績を比較すると
- 1位、SPYD
- 2位、VYM
- 3位、VIG
- 4位、HDV
1位はダントツでSPYDが1位になります。
そして、2位に安定のVYMで3位には前半調子が悪かったVIGになります。
4位は減配続きと不調気味のHDVになっています。
トータルリターン(配当金込み)
2021年の年明けからのトータルリターンを比較すると
- 1位、SPYD
- 2位、VYM
- 3位、VIG
- 4位、HDV
トータルリターンでも順位は変わりません。
SPYDは6月の下落が痛いですが、前半戦のリードを守って1位をキープしています。
VYMは安心と信頼の成長性を見せています。
VIGとHDVは下落幅は少ないですが、株価上昇が少し物足りない感じになっています。
分配金の増配率
対年同期の分配金の比較
VYM
- 2020年3月:0.55ドル
- 2021年3月:0.66ドル⇒約20%アップ
- 2020年6月:0.84ドル
- 2021年6月:0.75ドル⇒約10.71%ダウン
- 2020年9月:0.71ドル
- 2021年9月:0.75ドル⇒約5.63%アップ
合計:+0.06ドル、2.85%増配
HDV
- 2020年3月:0.91ドル
- 2021年3月:0.88ドル⇒約3.3%ダウン
- 2020年6月:0.88ドル
- 2021年6月:0.81ドル⇒約7.95%ダウン
- 2020年9月:0.85ドル
- 2021年9月:0.76ドル⇒約10.58%ダウン
合計:-0.19ドル、-7.19%減配
SPYD
- 2020年3月:0.40ドル
- 2021年3月:0.64ドル⇒約60%アップ
- 2020年6月:0.37ドル
- 2021年6月:0.40ドル⇒約8.1%アップ
- 2020年9月:0.26ドル
- 2021年9月:0.39ドル⇒約50%アップ
合計:+0.4ドル、38.83%増配
VIG
- 2020年3月:0.47ドル
- 2021年3月:0.51ドル⇒約8.51%アップ
- 2020年6月:0.60ドル
- 2021年6月:0.68ドル⇒約13.33%アップ
- 2020年9月:0.56ドル
- 2021年9月:0.70ドル⇒約25%アップ
合計:+0.26ドル、15.95%増配
増配率は、SPYD>VIG>VYM>HDVの順番になります。
今年は配当金もSPYDは好調で増配しています。
VIGも順調に増配していますね。
VYMは6月分は減配でしたが、9月分は増配して増配率を上げています。
HDVだけ残念なことに減配しています。
12月分の配当金も頑張って欲しいと思います。
まとめ
高配当ETFは今年はSPYDが圧倒的に強いですね。
去年とは大違いです(笑)
VYMは順調に運用成績を伸ばしています。
VIGは増配率はいいのですが、思ったより株価が伸びていないので残念です。
HDVは今年は不調気味ですが、下落幅はSPYDよりも小さくまったくいい所が無い訳ではありません。
高配当ETFは前半戦までは好調でしたが、後半戦になってから伸び悩んでいます。
今年こそはインデックス投資に高配当ETFに勝って欲しいので残り3ヶ月も頑張って欲しいと思います。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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