株式投資をしているとよく見聞きするアセットロケーション(資産分散)。
資産分散すると言うだけなら簡単ですけど、実際にどの資産に投資をするかは悩みますよね。
今回は、下落相場で金【GLDM】、コモディティ【DBC】、REIT【RWR】、債券【BND】、ジャンク債【HYG】の運用状況をまとめました。
今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
資産分散の参考例のポートフォリオ⇩⇩
金、コモディティ、REIT、債券、ジャンク債の運用状況
金【GLDM】、コモディティ【DBC】、REIT【RWR】、債券【BND】、ジャンク債【HYG】 の基本情報
金、コモディティのETF
名称 | GLDM | DBC |
---|---|---|
設定日 | 2018年6月 | 2006年2月 |
名称 | SPDR ゴールド ・ミニシェアーズ・トラスト | インベスコDB コモディティ ・インデックス・トラッキング・ファンド |
運用会社 | ステート・ストリート | インベスコ |
構成銘柄数 | 金 | 25銘柄 |
分配金利回り | 無し | 無し |
配当月 | 無し | 無し |
経費率 | 0.18% | 0.85% |
REIT、債券、ジャンク債のETF
名称 | RWR | BND | HYG |
---|---|---|---|
設定日 | 2020年9月 | 2007年4月 | 2007年4月 |
名称 | SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF | バンガード 米国トータル債券市場ETF | iシェアーズ iBoxx 米ドル建てハイイールド社債ETF |
運用会社 | ステート・ストリート | グローバルX | ブラックロック |
構成銘柄数 | 115銘柄 | 10,161銘柄 | 1,339銘柄 |
分配金利回り | 2.55% | 2.05% | 4.55% |
配当月 | 3.6.9.12 | 毎月 | 毎月 |
経費率 | 0.25% | 0.035% | 0.48% |
解説記事
【DBC】インベスコDB コモディティ・インデックス・トラッキング・ファンド
【HYG】iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF
年初来のチャート
- GLDM:1.45%
- DBC:10.04%
- RWR:-7.96%
- BND:-3.54%
- HYG:-4.74%
参考に年初来の指数
- ダウ平均:-3.67%
- S&P500:-6.10%
- ナスダック指数:-10.40%
時代はコモディティが熱いようです。
ウクライナとロシアの問題があるので、”有事の際の金”の格言通りに金は値上がりしています。
暴落対策に金はやはり有効のようですね。
コモディティは最近高騰している原油も商品として組入れられていますので(金も組入れられています。)値上がりは好調のようです。
REITは…不動産投資は不調のようですね。
景気敏感セクターですので、下落相場に弱いのは仕方ないですね。
BNDのような優良債券ETFは下落率は低いですが、ダウ平均とジャンク債と対して下落率の差がないことには驚きました。
一応は債券も下落対策になっていますが、今回の下落相場では金・コモディティの方が優秀な結果になっているようです。
まとめ
下落相場で分散先には、金・コモディティが有効。
GLDMやDBCがアセットロケーションにいいのは分かるのですが、分配金が出ないETFですので資産の切り崩し方を考える必要があるのが難点です。
その点、BNDは下落幅は小さく毎月分配金が貰えるので出口戦略を考えるのは簡単でいいですね。
最近の下落相場で資産が目減りするのに耐えれないなら、今回の記事を参考に資産分散を検討して見てください。
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以上で今回の記事を終わります。
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