今回は、毎月分配型の『【DES】ウィズダムツリー 米国小型株配当ファンド』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
DESの概要
【DES】正式名称:ウィズダムツリー 米国小型株配当ファンド
投資内容は、ウィズダムツリー小型株配当型指数に連動する投資成 果を目指して運用されています。
主に米国の小型の銘柄の配当金を重視して投資をしています。
米国株投資は大型株が注目されますが、小型株に興味がある人にオススメです。
※2021年9月のデータ参照。
DESの基本情報
名称 | ウィズダムツリー 米国小型株配当ファンド |
運用会社 | ウィズダムツリー |
構成銘柄数 | 577銘柄 |
分配金利回り | 2.09% |
決算日 | 毎月 |
経費率 | 0.38% |
投資先は570銘柄以上と多く、信託報酬0.38%と高配当ETFなら高い経費率になります。
配当利回りは2.09%と利回りは低めですが、配当月は毎月ですので配当生活を検討している人向きになります。
購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券などで購入可能です。
DESの構成銘柄上位10銘トップ
ティッカーシンボル | 銘柄名 | 構成割合 |
---|---|---|
ETRN | EquitransMidstreamCorp | 2.25% |
AM | アンテロ・ミッドストリーム | 2.18% |
VGR | ベクター・グループ | 1.78% |
CC | ケマーズ | 1.70% |
BGS | ビー・アンド・ジー・フーズ | 1.47% |
RCII | レントAセンター | 1.45% |
KTB | KontoorBrandsInc | 1.43% |
CMP | コンパス・ミネラルズ・インターナショナル | 1.31% |
CMC | コマーシャル・メタルズ | 1.18% |
GEF | グライフ クラスA | 1.09% |
小型株で構成されていますので、聞きなれない銘柄ばかりです。
投資割合も均等に投資をされているようで、投資割合に大きな偏りはないようです。
DESの構成セクター比率
構成セクター比率一覧表
セクター構成は金融銘柄が一番多く構成されています。
その他のセクターにも投資をしていますのである程度の分散投資はできています。
DESの株価の推移
DESとS&P500 株価の比較チャート
- 青:DES
- オレンジ:S&P500
株価は米国の大型銘柄で構成されるS&P500には小型株の集合体のDESでは勝てないようです。
一応、株価の水準はコロナショック前まで回復をしていますが、最近また株価が伸び悩んでいるようです。
DESのトータルリターン
トータルリターンでもS&P500には敵いません。
DESは資金力が弱い小型株が多いので、暴落にも弱いと残念なことになっています。
DESの分配金利回りと増配率の推移
DESの分配金と増配率
分配金と増配率の推移一覧
分配金は長期間で見れば増配していますが、減ったり増えたりを繰り返しているので、安定感はないですね。
配当(分配金)利回りの推移
利回りは、低くて2%前後で市場が大暴落したときは5%前半になっています。
利回りで購入タイミングを計るなら、3%前後ぐらいの時が良さそうです。
DESの平均増配率
年数 | 平均増配率 |
---|---|
3年 | -8.75% |
5年 | -2.05% |
10年 | 1.75% |
10年単位で見れば増配していますが、近年は減配気味と残念な結果になっています。
DESのメリット・デメリット
メリット
毎月が配当月
DESは毎月分配型のETFですので、毎月分配金を受取ることができます。
デメリット
経費率が高い
VYMやHDV、SPYDの経費率は0.06~0.08%と格安に対して、DESの経費率は0.38%と割高になっています。
株価上昇はあまり期待できない
ある程度の株価上昇は期待できますが、大きな株価上昇は期待できません。
まとめ
DESについてまとめると
- 米国の小型株に投資をしている。
- 経費率は0.38%と他の高配当ETFに比べると高い。
- 株価の成長はイマイチ。
ここ何年かは市場の株価上昇は大型株が引率していますので、小型株の運用成績は残念なところが多いですね。
毎月、配当金を受け取れるなら後少し利回りが高ければいいのになって思いました。
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以上で今回の記事を終わります。
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