若者よ、配当金投資は利回りよりも”増配”を重視せよ

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コラム
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物価上昇が止まらない、今日この頃。

 

インフレだったらいいんですけど、今の日本は給料は上がらないけど物価上昇するスタグフレーションで困ったものです。

 

将来のことを心配して20代で資産運用を始める人も多くなってきています。

これに関してはいいことだと思います。

しかし、みんながみんなインデックス投資をして、お金を全く使わないというのもそれはそれで困りものです。

経済を回すって難しいですね。

 

そう思うと資産運用しながらお金を使えることもできる”配当金投資”は素敵だと思いませんか?

配当金投資は、自由度が高く、応用がききますので、私はとても楽しみながら資産を運用しています。

この配当金再投資ですけど、配当利回りはとても重要になってきます。

0.5%でも資産額が増えて来ると大きく影響してきます。

 

しかし、高利回りでも増配しないようでは、物価上昇する世の中では、実質的に減配していると同じです。

物価上昇すると紙幣価値が減りますからね。

なので、私としましては、リタイアがする予定が10年後以上ある人は、配当利回りも重要ですが、それ以上に”増配”も重視して方がいいです。

例えばの話ですが、配当利回りは低いが、増配率が高い米国増配ETFであるVIGですか、配当利回り1.8%、増配率が10%ぐらいあります

この配当利回りと増配率で将来の配当利回りを計算してみると↓↓

  • 5年目:配当利回り2.6%
  • 10年目 :配当利回り4.2%
  • 15年目 :配当利回り6.8%
  • 20年目 :配当利回り11.0%
  • 25年目 :配当利回り17.7%
  • 30年目:配当利回り28.6%

利回りも低かったのもVIGも増配の力により、5年あればそこそこの利回りになり、10年も経てば4%以上の高配当になり、30年とかになると超絶高配当ETFに進化します。

これなら、物価上昇に負けない資産だと言えますね。

 

仮に30歳で1000万のVIGに投資した場合だと、30年後には286万円が毎年受け取れるようになります。

老後資産問題が解決する人が多い金額だと思います。

超高配当で有名なQYLDやJEPIなどは、VIGで同じ配当利回りを得るには、20年以上という長い年月が必要ですが、逆に言いますと、それ以上の年月を超える場合はVIGのほうが有利になってきます。

これに関しては人それぞれの年齢やリタイアするタイミングによりますので、どちらが良いかというと時と場合によって答えが変わってきます。

60歳の人の場合だと、VIGの増配率の恩恵を受けるのは少なくなるので、かなり不利になるというのも事実です。

しかし、20代~40代ぐらいでしたら、充分に増配の恩恵を受けられる年齢はあります。

リタイアまでの年数が10年未満の方は、VIGは不向きな投資先になりますが、まだまだリタイアまで10年20年と先の方にとっては、夢いっぱいの希望が持てる投資先になります。

現在、年齢が若い人は、下手な利回りよりも増配率の高いVIGや楽天SCHDなど、高い増配率を期待できるものに投資することを検討してみてはいかがでしょうか?

 

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