問題だらけの日本社会で最近はニュースにもなっている、運送会社の人手不足。
運送業界の人手不足問題… 今のままでは絶対に解決しないと思います。
今回は、元運送会社で勤務していた私の経験から運送会社の闇について解説します。
運送業 衰退するのも仕方ない気がします。
元運送会社勤務の私が運送会社の闇について解説
賃金が安い
昔はトラックの運転手と言えば高給取りなイメージがあったようですが、そんなの昔の話です。
私の知る限りですべての運送会社が対象になるわけではありませんが、ある程度の給料を受け取っている運転手は大型トラックで県外に物を運んでいる人たちで、昼間に荷物などを自宅に配達している人は月の手取りで十数万円の人もいます。
また、工場から工場へとルート配送しているようなトラックの運転手はもっと安い給料になっています。
私が運送会社の事務員で働いていた頃は100時間以上の残業で、給料の手取りはやっと20万円でした。
働き出して1年目なので住民税が給料から引かれていない金額なんですけどね(失笑)
100時間も残業してたら体は持たないですし、賃金が安いので生活も困ります。
賃金に関して労働基準局から中受けてましたけど改善されることはありませんでした。
仕事が耐えれなかったので私は1年で辞めました。
ホントに辞めてよかったです。
休みがない
休みがなく、有給休暇なんて都市伝説の存在でした。
他社の話になりますが、私の知り合いの人で年中無休の運送会社勤務の人が20連勤したこともあると、言っていました。
私の働いていた運送会社も年に休みは80日ないぐらいです。
休みもない、給料もない、ブラック企業なんて辞めますよね。
しかし、働いている人はご年配の方々は「最近の若者は根性がない。」とか、古びた根性論ばっかり言う人もいました。
相手にしてられませんよ、マジで。
会社組織自体が終わっている
今まで、いくつかの運送会社の人と話す機会がありましたが、まともな会社があった覚えがありません。
管理職の方々は反省もしない。
若い者が意見をすると生意気だと言って切れる。
自分が得をしないような改善は認めない。
仕事のトラブルは全て末端のせいにする。
まともな人は辞めます。
労働環境を改善する気もないので良くなるわけがありません。
労働環境が悪いのは世の中のせいのように言っていますけど、自業自得な面もあり、衰退するのも仕方ないですね。
一部の労働者に難あり
さすがに全員ではないですけど、ごく一部の人は犯罪者予備軍でした…っていうか、捕まって欲しいと思いました。
飲酒運転をしようとするは、事故しても逆ギレするは、手を出すはなどなど、時代錯誤な危険人物がいました。
また、勤務していた会社に面接に来た人は、職務経歴書がびっしりと記載されており、たくさんの職を渡り歩いてきた人が多かったです。
転職が悪いとは言いません。
ただ、短気(数ヶ月ぐらい)ですぐに仕事を辞めてきた人が多かったです。
実際に一緒に働いても、仕事はしないし・できない、気がついたら無断欠勤して仕事を辞めている…そんなばかり人が多かったです。
仕事を渡り歩いた人の最終の仕事先になっているイメージです。
一緒に働いていて、身の危険を感じる人とは一緒に働けませんよね。
客層が最悪
私が働いていた頃は客層は最悪だなと思いました。
例えば、配達しただけで文句言われること なんてよくありました…意味がわからにかも知れませんが事実です。
スーパーなどに配達に行くと客にはすごく笑顔で対応する人に限って塩対応されました。
配送業務をしている人をストレス解消の矛先にしている人もいました。
また、わけのわからないクレームはどの業界にもいると思いますけど、運送業務にもたくさんいます。
モンスタークレーマーとの会話は人と会話している気になれませんでした。
それに荷物の発送時から傷が入っていた荷物を客先で確認してもらっているのに「そんな傷は出荷時になかった。」と、言う人もいます。
もめ事になりますが、最終手には運送会社で泣き寝入り終わります。
こんなの会社経営できませんよね。
最近でも言ってましたけど、ネット通販でよく見かける”送料無料の表記”を無くす。
的外れな対策かもしれませんけども、「お客に送料は無料じゃない。」ということを、しっかりと理解してもらうのは大切です。
多分無理でしょうけどね。
まとめ
運送会社が停滞する理由は会社運営する人らが、そもそも改善する気がなく、現場の人間も問題児が多く、優秀な人間は全力で叩きにかかるので、会社が改善されることはないありません。
また、顧客である私たちも 他人事のように考えてますので改善されることはないでしょう。
もう、腐るとこまで腐ってる感があるので、1から根本的に作り直すしかないと思うんですけどね。
今後は、ドローンでの配送などにより運送業界も変化してくると思います。
出来れば、よい方向に進歩してくれることをお祈り申し上げます。
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以上で今回の記事を終わります。
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