あなたはこんな話を知っていますか?
2014年、アメリカ、バーモンド州で92歳で『ロナルド・リード』と言う男性が亡くなりました。
このロナルド・リードは低所得者だったのに、遺産を調査すると約10億円近くの株券を保有していたことが発覚し、全米でかなりの話題になりました。
当時かなりニュースになったらしいのですが、私は知りませんでした(笑)
この『ロナルド・リード』がどのような人物で、どうやって資産約10億円を作ったのかを解説していきます。
この『ロナルド・リード』の生き方は、
- ・少額投資で将来きちんとして資産を形成できるか心配な人。
- ・FIRE(経済的自由)を目指す人。
- ・今後の資産運用の仕方。
など、今後の人生設計の参考になりますので、最後までお読みいただければ幸いです。
ロナルド・リードってどんな人?
経歴
貧しい農家で生まれ育った。
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高校卒業後に、軍隊に入隊し5年後除隊。
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その後、地元のバーモンド州帰ってきて、ガソリンスタンドの定員として定年まで34年間働く。
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定年後も働くことを選び、地元の百貨店で清掃員として17年間働いた。
金持ち要素がまったく感じられない、平凡な経歴の持ち主だったようです。
どんな人物だったか
性格
性格は内向的で、趣味は「コイン・切符集め」
ただ、かなりの倹約家だったようで、いつも着ている服はボロボロ、冬の外套は、安全ピンで前を止めないと着れない服を着ていたらしいです。
人柄はよかったようで、周りの人との付き合いは良好のだったようです。
しかし、余りにも倹約家過ぎて周りからは、凄いケチでビンボー人と思われていたようです。
どうやって資産約10億円にしたのか?
家族に内緒で株式投資
彼には、家族も知らない趣味がありまして、それは『株式投資』です。
彼は、図書館が大好きでよく通っていました。
その時に、図書館の本で株の勉強をひたすらしていたのです。
投資方法は優良株の配当金再投資で、購入した株は売らずに保有し続けて最終的に95銘柄に投資していたようです。
ロナルド・リードのポートフォリオ上位10銘柄
- ウェルズファーゴ(WFC)
- プロクター&ギャンブル(PG)
- コルゲート・パルモリーブ(CL)
- アメリカン・エクスプレス(AXP)
- JMスマッカー(SJM)
- ジョンソン&ジョンソン( JNJ)
- VF(VFC)
- マコーミック(MKC)
- レイセオン(RTN)
- ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)
守り型の銘柄でポートフォリオを形成していたようです。
投資を37歳からスタートし92歳までの55年間、株式投資をして約10億円の資産を築き上げたのです。
ちなみに彼の財産は、家族、友人、お世話になった病院、図書館に寄付されました。
彼は生涯でお世話になった人間に、お礼をして人生の幕を閉じました。
個人的に彼の資産よりも、お金持ちとして豪遊できるのに、自分らしい生活をし、人との関係を大切にし、感謝を忘れない彼を、人として素晴らしい人間だと思います。
彼から学ぶこと
『ロナルド・リード』は決して高級取りではありませんでした。
彼は、倹約し少額投資をコツコツと長期運用しただけで、巨額の資産を築きました。
この方法は、今現在長期投資で運用している人は身に覚えのあることではありませんか?
彼の生き方は、長期投資で株式投資を運用されている模範解答だと思います。
彼ほど倹約するのは厳しいと思いますが、自分なりに無理のない倹約、コツコツと再投資しながら投資をすれば、将来が明るいことを『ロナルド・リード』は証明してくれました。
まとめ
以上が『ロナルド・リード』の巨額な資産をどうやって作り上げたかの内容です。
死ぬ間際が一番のお金持ちで、質素な生活をし続けていた彼を「目的が金儲けになり、生活を豊かに過ごせなかった負け組」と言う意見もあるようですが、私は決して彼、『ロナルド・リード』負け組だったとは思いません。
寧ろ彼以上の勝ち組の人生を送れる人の方が少ないです。
考えて見てください。
彼には巨額の資産があったので選択しがありました。
選択肢があるというのは、自由な証拠です。
彼はただ、高級品が必要ないから購入しなかっただけです。
築き上げた資産は、亡くなる前に弁護士に相談して、生前お世話になった人たちに寄付しました。
それは、彼がたくさんの大切な人に囲まれ人生だったからだと思います。
彼、『ロナルド・リード』は好きな生き方をした人生をまっとうした、真の勝ち組人生でした。
私も今後、『ロナルド・リード』のように、自分で選択肢を持てるような生き方をしたいと思います。
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今回の記事が、あなたの今後の資産運用の参考なれば幸いです。
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