現在、破産する可能性が高く問題になっている中国恒大集団。
この中国恒大集団に日本の年金の資産運用しているGPIFが株と債券に約96億円保有していたことに対して批判が集まっています。
実際に中国恒大集団の株・債券を約96億円保有してい大丈夫か?と言われると、
特に大きな問題は無し。
今回は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が中国恒大集団の株・債券を約96億円を保有していても大きな問題がない理由について解説します。
GPIFが中国恒大集団への投資額約96億円保有でも大きな問題がない理由
GPIFが 中国恒大集団の株・債券を約96億円保有しているのに大きな問題がない理由を簡単に説明していきます。
GPIFは分散投資をしている
GPIFは国内の株・債券と外国株・債券に25%ずつ分散投資しています。
株の投資先もTOPIXなど指数に投資をしていますので個別銘柄を自分たちで選定しないインデックス投資で運用されています。
なので、 中国恒大集団のような大手企業に投資していたのは当たり前のことですので、『投資先が悪い』と言う批判は間違っています。
分散投資をしていますので、1銘柄がダメになっても直ぐに運用成績が悪くなることはありません。
投資割合
GPIFの運用資産額は2021年第一四半期で191兆6,189億円になります。
そして、中国恒大集団への投資額は約96億円と投資割合で言うと0.005%程度です(100万円を投資していた場合で考えると50円程度の投資額になります)。
約96億円と言われると莫大な資金と思いますが、GPIFの運用資産額から考えると少額になります。
きちんと分散投資をしていることがわかりますね。
そもそもGPIFの運用益は100兆円を超えている
そもそもGPIFは今までに資産運用で100兆円の運用益を出しています。
その中での約96億円ですので、大目に見てもいいのではないかと思います。
まとめ
GPIFの中国恒大集団への大きな問題がないがな理由は
- 基本的に分散投資をしている。
- 中国恒大集団への投資割合は0.005%程度。
- GPIFが今までに100兆円の運用益を出している。
以上の理由で、GPIFの運用は大きな問題はありません。
批判などは、一部の人が年金について人を煽って楽しんでいるだけです。
きちんとニュースは内容を詳しく調べる必要があります。
面倒くさいですがね(笑)
ただ、中国恒大集団への投資は問題があまりないとは言え、今後この問題で市場が暴落した場合の方が問題があります。
油断禁物ってことです。
今後も中国恒大集団のニュースは注視する必要はありますので、油断せずにいきましょう。
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以上で今回の記事を終わります。
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