今回は、期待の新しいテーマ型ETF『【BKCH】グローバルX・ブロックチェーン・ETF』について解説します。
ブロックチェーンはこれからのITの発展に欠かせない技術ですので、大きな成長を期待できるテーマです。
運用されて真新しいETFですが、なかなか面白いETFだと思いますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
BKCHの概要
【BKCH】 グローバルX・ブロックチェーン・ETF
2021年7月12日から運用開始した新しいETFです。
投資内容は、ブロックチェーン技術の採用が進むことで利益を得られると考えられる企業に投資することを目指します。
ブロックチェーンは仮想通貨にも利用されいる技術です。
ようするに、取引でデータ改ざんなど不正を出来なくする仕組みと思ってください。
※2021年11月のデータ参照。
基本情報
名称 | グローバルX・ブロックチェーン・ETF |
運用会社 | グローバルX |
構成銘柄数 | 25銘柄 |
分配金利回り | 不明 |
決算日 | 6.12 |
経費率 | 0.50% |
投資銘柄数は25銘柄とハッキリ言って少ないです。
経費率はテーマ型と米国以外の国にも投資をしているので、少し高い経費率0.50%になります。
配当金はまだ運用されて半年も経過していないETFですので、配当金はまだ支払ったことがありません。
しかし、投資内容から配当利回りが低い銘柄が多いですので配当金が出ても少ないと思います。
購入はSBI証券や楽天証券、マネックス証券から購入可能です。
構成銘柄上位銘柄
ブロックチェーン関連なのでコインベースなどが組入れ銘柄に選ばれています。
上の表には記載はされていませんが、エヌビディアやスクエアなども組み入れられています。
構成セクター比率
8割以上がハイテク銘柄で構成されています。
後は少しだけですが、金融などにも投資をしています。
国別構成比率
投資先は米国が1番多く、2番目はカナダになっています。
残念なことに日本は組み入れられていません。
BKCHの株価の推移
BKCHとS&P500とQQQ 株価の比較チャート
- 青:BKCH
- オレンジ:S&P500
- 水色:QQQ
BKCHとS&P500指数と同じハイテクセクターに投資をしているQQQと株価の値動きを比較しました。
BKCHは「レバレッジETFかな?」って思うほどの激しい値動きをしています。
S&P500指数やQQQの値動きが小さく見えますね。
株価の成長率はまだ運用開始されてから4ヵ月ぐらいなのに値上がり率は40%以上あります。
しかし、一番高い値上がり率のときは70%前後をだったと思うと高値から30%ぐらい下落していることになります。
なかなか、取扱いが難しいETFのようですね。
BKCHの分配金の推移
分配金は12月予定のようですが、投資銘柄のことを考えるとほとんどないと予想ができます。
BKCHはインカムゲイン狙いの人には向かないETFだと思います。
メリット・デメリット
メリット
短期でも高いリターンが期待できる。
運用開始されて短いのに、すでに株価を大きく伸ばしています。
今後も大きな成長性が期待できると思います。
将来性のあるテーマに投資をしている。
あの仮想通貨嫌いで有名なウォーレン・バフェット氏もブロックチェーンの技術は素晴らしいと言っていました。
これから、需要が増えていくテーマだと思います。
デメリット
株価の値動きが激しい。
株価の値動きがレバレッジETFなみの激しい値動きをしています。
下手に手を出すと痛い目を見る可能性があるので要注意。
分配金が期待できない。
BKCHはキャピタルゲイン狙いのETFですので、インカムゲインのことは諦めてください。
運用期間が短い。
運用期間が短いので、市場大暴落の時はどこまで下がるかなど未知数な点が多いです。
運用方法
運用方法ですが、BKCHの値動きは激しいです。
BKCHに集中投資して夢を見たい気持ちは分かりますが、下手をすると悪夢を見ることになります。
S&P500指数連動型ETFをコアとして手堅く運用して、ポートフォリオの1、2割程度までの金額で購入して運用するのが無難だと思います。
まとめ
BKCHについてまとめると
- 2021年7月から運用開始された真新しいETF。
- ブロックチェーンに投資をしているテーマ型ETF。
- 値動きはかなり激しい。
- 配当金は諦めた方がよさそう。
BKCHは、将来性のあるテーマに投資をしたETFですので今後も大きな成長を期待ができるETFだと思います。
しかし、値動きが激しく購入タイミングが難しいので中・上級者向けのETFだと思います。
購入する予定があるなら、慎重に無理なく購入するようにしてください。
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以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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