株式投資をしているとよく聞くフレーズの1つ
日本株ETFは良い物がないので、自分でポートフォリオを組む必要がある。
このフレーズは、私も賛同する点はありますが…。
なんの銘柄に投資すればいいの?
分散投資するにはなん銘柄に投資する必要はあるの?
言うのは簡単、実践するのは難しいですよね。
今回は、個別銘柄で分散投資するならば、いくらの銘柄数が必要かについて解説します。
この記事は資産運用の参考になる記事ですので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
個別銘柄で分散投資するなら、いくらの銘柄数が必要?
分散投資に必要な銘柄数について
分散投資に必要な銘柄数ですが、理論上では20~30銘柄あれば十分です。
理由について解説しますと、まず下のグラフを見てください↓↓
保有銘柄数が10銘柄ぐらいになるとガクッとリスク度が減り、30銘柄を過ぎるとリスク度の軽減が鈍化してきます。
分散投資の目的は投資リスクを軽減させることですので、30銘柄ぐらいあれば十分だと思います。
30銘柄以上の個別銘柄の管理は非常に面倒くさいです…30銘柄でも面倒くさいですけどね(笑)
普段から時間があまり確保できない人には厳しい話だと思います。
また、分散投資をしすぎるとリスクは減りますが、代わりにリターンを失います。
更に多くの銘柄に投資をするにはたくさんの予算が必要です。
保有銘柄数が30銘柄以上だと
- リスク軽減はあまり変わらない。
- 銘柄管理が大変。
- 予算もたくさん必要。
- リスクは減るがリターンも減る。
多くの銘柄を保有するデメリットを考えると保有銘柄数は30銘柄ぐらいが丁度いいと思います。
ホントに20~30銘柄で大丈夫か?
分散投資の銘柄数は20~30銘柄でいいと言われても理論上の話で本当に大丈夫かと思う人もいると思いますが意外と問題ないです。
証拠を提示すると、世界一有名な指数”ダウ平均”は30銘柄で構成されています。
ダウ平均は30銘柄だけで500銘柄に投資をしているS&P500指数に負けじと劣らずの運用成績を上げていることからも20~30銘柄でも十分に分散投資ができると言えると思います。
しかし、銘柄選定を間違えるといくら保有銘柄数を増やしても無駄です。
ダウ平均を参考にして銘柄選定を考えるとセクターごとの優良銘柄を選定していくのが良いと思います。
日本株でポートフォリオを組む場合だと、日本株は17業種区分に区分けされています。
17業種区分
- 食品
- エネルギー資源
- 建設・資材
- 素材・科学
- 医薬品
- 自動車・輸送機
- 鉄鋼・非鉄
- 機械
- 電気・精密
- 情報通信・サービスその他
- 電力・ガス
- 運輸・物流
- 商社・卸売
- 小売り
- 銀行
- 金融(銀行以外)
- 不動産
この上記の業種から1~2銘柄ぐらいを選べば、保有銘柄数が30銘柄ぐらいになります。
銘柄の選び方は、誰も知らない掘り出し物の株を頑張って探すのではなく、業界トップ企業や業績がいいと評判のいい有名企業で構成することをオススメします。
理由は簡単、有名な銘柄なら自分で調べなくてもSNS、ブログにYouTubeで沢山の情報が転がっています。
情報収集がとても簡単でたくさんの人の意見も聞き参考になり、中・小型銘柄よりも比較的に安定して運用しやすいので一石三鳥です。
まずは人の意見を参考にしてポートフォリオを作成して見てください。
まとめ
解説では20~30銘柄ぐらいがオススメとしましたが、最初は3~6銘柄ぐらいで保有銘柄の管理することに慣れた方がいいです。
少数の銘柄で管理しているとその内に自分でポートフォリオに足りない物が分かってきます。
そして、足りない物を買い足していけばいずれ、あなたオリジナルのポートフォリオが完成します。
運用成績がいいポートフォリオが完成したら教えてください。
参考にしますので(笑)
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