今回は、不動産好きにオススメ『上場インデックスファンドJリート(1345)』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
上場インデックスファンドJリート(1345)の概要
上場インデックスファンドJリート(1345)
投資内容は、東証REIT指数に採用されている不動産投資信託証券に投資を行ない、東証REIT指数の計算方法に従ってポートフォリオを構成し、原則としてそれを維持することにより、基準価額が同指数の動きと高位に連動することをめざして運用されています。
日本のREITに投資をしているETFですので、ある程度の高配当を期待できるETFになります。
購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。
※2022年5月のデータ参照。
上場インデックスファンドJリート(1345)の基本情報
名称 | 上場インデックスファンドJリート(1345) |
運用会社 | 日興AM |
構成銘柄数 | 61銘柄 |
分配金利回り | 3.30% |
決算日 | 奇数月の各8日 |
経費率 | 0.30% |
構成銘柄数は60銘柄前後に投資をしています。
経費率は0.30%と米国株ETFと比較すると高いイメージがありますが、日本だと安い方になります。
配当月は珍しい奇数月、2ヶ月に1回ほど配当金が貰えます。
いっそ毎月にしてくれればいいのにと思いますね(笑)
上場インデックスファンドJリート(1345)の構成銘柄上位10銘トップ
引用元:日興AM
REITでも規模の大きいREITが上位銘柄になっています。
「総合型」、「商業型」など、REITへの投資をする場合は確認する必要があるのですが(1345)に投資する場合は気にしなくていいのはメリットだと思います。
上場インデックスファンドJリート(1345)のセクター比率
上場インデックスファンドJリート(1345)の株価の推移
上場インデックスファンドJリート(1345)と日経225 株価の比較チャート
- 青:上場インデックスファンドJリート(1345)
- オレンジ:日経225
コロナショック時は日経平均を超える大暴落をしており、その後もコロナショック前の株価の水準に回復していない状態と残念な結果になっています。
株価にはあまり期待しない方が良さそうですね。
上場インデックスファンドJリート(1345)の分配金利回りと増配率の推移
上場インデックスファンドJリート(1345)の分配金と増配率
配当金と増配率の推移一覧表
長期的に見れば配当金は右肩上がりで成長しています。
株価は期待できませんが、2ヶ月に1回の配当月、そこそこ利回り、長期的に見れば増配と配当金投資をするには相性が良さそうですね。
上場インデックスファンドJリート(1345)のメリット・デメリット
メリット
ある程度の配当金を期待できる。
株価は期待できませんが、配当金は長期的に見れば右肩上がりで成長していますので配当金投資に向いているETFだと思います。
デメリット
成長性がイマイチ
コロナショック時の大暴落から株価が回復していないと…株価の値上がり益はあまり期待できません。
上場インデックスファンドJリート(1345)の運用方法
上記でも記載しましたが、2ヶ月に1回の配当月、そこそこ利回り、長期的に見れば増配と配当金投資向けのETFです。
資産の最大化を狙っている人には不向きなETFですが、配当金生活をしたい人にはオススメのETFになります。
まとめ
上場インデックスファンドJリート(1345)についてまとめると
- J-REITに投資をしているETF。
- 配当利回りは3%前後。
- 株価の値上がり益はイマイチ。
上場インデックスファンドJリート(1345)…配当金は悪くないのですが株価が下落から回復が遅し点が気になりますね。
日本株ETFの中ではマシな方だと思いますが「このETFを絶対に買おう!!」って言える材料がないのが残念だと思います。
あともう一息、配当利回りが高ければいいのになって思いました。
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以上で今回の記事を終わります。
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