SPYDの2021年の6月配当金は、3月に続い6月も前年同月比と比較して約8%増配が確定しました!!
今年は去年と違ってSPYDは絶好調ですね。
今回は、3月に続き6月の前年同月比の配当金を比較して、増配したSPYDの今年の運用成績&状況をまとめました。
SPYDの運用成績
SPYDの概要
SPYDの簡単な情報
シンボル | SPYD |
---|---|
名称 | SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF |
投資対象 | 米国配当株 |
連動指数 | S&P500高配当指数 |
運用会社 | ステートストリート |
経費率 | 0.07% |
配当利回り | 4.5% |
決算日 | 3,6,9,12月 |
年初来の運用成績のチャート
・SPYDとS&P500と比較チャート
- 青:SPYD
- オレンジ:S&P500
去年は、一方的にS&P500に負けていましたが、今年は逆転して株価が値上がりしています。
しかし、下落するときはS&P500より大きく下落していますので、相変わらず下落耐性が弱いですね。
株価上昇時には強いので、暴落時には仕込むべきETFと一つと言えます。
配当金の状況
年数 | 3月 | 6月 |
---|---|---|
2020年 | 0.40ドル | 0.37ドル |
2021年 | 0.64ドル | 0.398ドル |
2021年は去年の同時期と比較して、3月は約60%アップ、6月は約8%アップしています。
株価に続い配当金も絶好調ですね。
残りの半年以降も、この調子で成長していって欲しいと思います。
SPYDの運用状況
2021年6月までのSPYDの構成銘柄上位10銘柄と構成セクターをまとめました。
現在の構成銘柄上位10銘柄
名前 | 資産の割合 |
---|---|
シーゲイト・テクノロジー | 1.69% |
ヘインズブランズ株式会社 | 1.48% |
リージェンシーセンター株式会社 | 1.48% |
アイアンマウンテン株式会社 | 1.45% |
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ | 1.44% |
株式会社オムニコムグループ | 1.44% |
フィフス・サード・バンコープ | 1.43% |
ピープルズ・ユナイテッド・フィナンシャル・インク | 1.41% |
株式会社インターパブリック・グループ | 1.41% |
バンコープ | 1.41% |
SPYDは米国のリートも組み入れられているので、あまり聞かない銘柄も組み入れています。
構成セクター比率
業種 | 比率 |
---|---|
金融 | 23.01% |
不動産 | 19.80% |
エネルギー | 13.73% |
公益事業 | 13.25% |
情報技術 | 6.59% |
コミュニケーション・サービス | 6.44% |
生活必需品 | 5.19% |
素材 | 4.86% |
一般消費財・サービス | 3.71% |
ヘルスケア | 3.42% |
上位3つの業種が景気敏感セクターで構成せれています。
株価下落に弱いのも納得ですね(笑)
まとめ
私はSPYDを定期購入していますが、たったの一年で、オワコン扱いされていたETFが、一時期かも知れませんがS&P500以上の運用成績を残すまで成長するとは思っていませんでした。
株価回復が早すぎますね。
今年はSPYDは運用成績が良すぎるので、去年のことを考えるとちょっと怖いなって思います。
来月の7月はSPYDのリバランスをする時期ですので、どのような構成内容が変わるのか気になりますね。
運用成績がいいのはありがたいのですが、定期購入できる株数が減るので複雑な気分です(笑)
以上で今回の記事を終わります。
今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
オススメ書籍