巷で話題の、新NISA。
Twitterのコメントを見ているとメリットばかりに注目がいき、デメリットに触れているコメントが少ない気がします。
…非課税になっても、投資は投資。
きちんとデメリットを把握していないと辛い思いをすることになりますよ。
今回は、新NISAのデメリット5選を紹介します。
今後の資産運用の参考になる記事ですので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです。
新NISAのデメリット 5選
損益通算ができない
新NISAと言うかNISAの欠点ですが、非課税口座で出た損失は損益通算ができません。
損益通算ができないと言うことは、12月になると話題によく上がる”損出し”などのができないと言うことです。
投資信託を積立投資をしているだけなら問題はありませんが、特定口座などでも株を運用していると税金対策として損出しができないのは辛いときもあると思います。
新NISAでの銘柄選定はいつも以上に慎重にした方がいいと思います。
米国株には結局は税金がかかる
NISAは日本での利益は非課税にできますが、米国株の配当は現地所得税:10%が必要になります。
普段の税率30%よりはマシですが、非課税口座なのに10%の税金をむしり取られます。
酷い話ですね。
そして、普段なら米国株は二重課税になるため確定申告すれば外国税額控除を受けれますが、NISAの場合は外国税額控除を受けれません。
米国株がNISAとは相性が悪いと言われる理由になります。
新NISAは18歳以上でないと口座開設できない
新NISAの口座開設できる対象年齢は18歳以上になります。
まぁ、新NISAは年間360万円まで投資ができますからね。
自分の分と子供の分まで投資する資金があるご家庭は少ないと思いますが…2024年からはジュニアNISAは廃止さてます。
子供のために積立投資をしたいと思っている人には残念な話だと思います。
今後の発表で対象年齢に変更があることを祈るばかりです。
旧NISAから新NISAにはロールオーバーできない
金融庁曰く、旧NISAと新NISAは別枠のものらしく旧NISAから新NISAへのロールオーバーできないとのことです。
一般NISA派の私に悲報です。
つみたてNISAの運用期間は20年ですので対して問題はありませんが、運用期間5年しかない一般NISAには辛い話です。
一般NISAの保有分をそのままロールオーバーする予定だったので残念な話です。
そもそも利益が出るとは限らない
課税口座だろうが、非課税口座だろうが、投資は投資です。
絶対に利益は出るようなことはありません。
私もよく『増配すれば○○年後には…』って、妄想していますが…妄想通りにいくわけがありません。
投資で絶対に利益が出ることはありません。
くれぐれも投資で破産しないように気をつけてください。
まとめ
個人的には一番ロールオーバーができないのが痛手です(泣)
世の中、デメリットがない物なんて存在しませんからね、仕方ないですね。
新NISAはまだ完全に決定した制度ではありません。
今後も制度が変わるかもしれないので要注意。
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以上で今回の記事を終わります。
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