今回は、日本高配当銘柄+JリートのETF『上場インデックスファンド日本高配当【1698】』について解説します。
今後の投資先として参考にして頂ければ嬉しいです。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】とは?
上場インデックスファンド日本高配当【1698】
投資内容は、信託財産の1口あたりの純資産額の変動率を東証配当フォーカス100指数の変動率に一致させることをめざして、東証配当フォーカス100指数に採用されている株式および上場不動産投資信託証券に投資を行ないます。
東証配当フォーカス100指数は、時価総額および予想配当利回りに着目して選定された100銘柄
を対象とする指数のことです。
簡単言うと、高配当銘柄 90% + Jリート 10%で構成されたETFになります。
購入はSBI証券、楽天証券、マネックス証券などの大手証券会社で購入が可能です。
※2022年8月のデータ参照。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の基本情報
名称 | 上場インデックスファンド日本高配当【1698】 |
運用会社 | 日興アセットマネジメント |
構成銘柄数 | 100銘柄 |
分配金利回り | 3.36% |
決算日 | 1,4,7,10月の各8日 |
経費率 | 0.28% |
構成銘柄数は名前通りに100銘柄に投資をしています。
経費率0.28%と日本株ETFなら妥当な経費率になります。
配当利回りは3%以上ですが、とても高い利回りではありませんがそこそこは配当金が期待できるETFになります。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の構成銘柄上位10銘トップ
引用元:日興アセットマネジメントのホームページ
構成銘柄は日本株で配当金投資を検討したことがある人ならよく見かける銘柄が多いですね。
リートは、インヴィンシブル投資法人、大和証券リビング投資法人などに投資をしています。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の構成セクター比率
引用元:日興アセットマネジメントのホームページ
セクターは分散投資はされています。
Jリートは100銘柄中10銘柄だけですので、株式がメインになるETFになります。。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の株価の推移
上場インデックスファンド日本高配当と日経225 株価の比較チャート
- 青:上場インデックスファンド日本高配当
- オレンジ:日経225
株価はコロナショック前の水準に回復はしていますが、それ以降は株価は伸び悩んでいるようです。
資産を大きく増やそうとしている人には不向きのようですね。
名前通りの配当金に特化したETFと言えますね。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の分配金利回りと増配率の推移
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の分配金
分配金一覧表
2020年のコロナショック時だけ減配で長期で見れば増配しいるETFです。
株価の伸びはイマイチですが、増配しているので長期投資をする価値はありそうです。
リタイア直前から購入する分には良さそうです。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】のメリット・デメリット
メリット
長期なら配当金に期待できる
直近利回りは3%ぐらいと凄く高い利回りってわけではありませんが、長期では増配しているETFですので将来のことを考えるなら配当金に期待できるETFです。
株式と同時にリートにも投資ができる
1698はリートへの投資割合は1割程度ですが、1698を購入するだけで株式+不動産に分散投資ができます。
デメリット
株価値上がりが期待できない
株価上昇率がイマイチですので、資産形成途中の方にはオススメしません。
上場インデックスファンド日本高配当【1698】の運用方法
1698は株価の上昇率が低いことから資産形成途中には不向きなETFになります。
配当金投資をするなら別の高配当ETFの方が利回りが高いですので、、1698を購入しようと思うならリタイア直前・リタイア後の資産分散としての投資がいいと思います。
まとめ
上場インデックスファンド日本高配当【1698】についてまとめると
- 日本株90銘柄、Jリート10銘柄に投資をしている。
- 配当利回りは3%台と高配当で増配傾向。
- 株価上昇率は残念。
高配当銘柄+Jリートの組み合わせはいいと思うのですが…米国株のような成長性を期待するのは間違いのようですね。
リタイア前後の人で配当金収入が欲しいと思っている人は1698への投資を検討して見てください。
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今回の記事があなたのなにかに役に立てれば幸いです。
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